怠慢という不治の病に罹り 滅亡へ向かう行進をやめない彼の 明日はどっちだ
先日の続きです。
そういえば書いてから気が付いたのですが、記事のタイトルで検索すると偉大な少女漫画家の萩尾望都先生についてのサイトが出てきました。たしかに普通そっちですね。
「都」を「望む」意味でタイトルをつけたのですが、書いたときはまったく意図していませんでした。萩尾先生ごめんなさい。
どうでもいいですね。
そういえば書いてから気が付いたのですが、記事のタイトルで検索すると偉大な少女漫画家の萩尾望都先生についてのサイトが出てきました。たしかに普通そっちですね。
「都」を「望む」意味でタイトルをつけたのですが、書いたときはまったく意図していませんでした。萩尾先生ごめんなさい。
どうでもいいですね。
さて、この記事では多摩地区を俯瞰した対照的な二つの事例を紹介します。
ひとつめは2015年2月20日に、景信山(727m)から撮影した景色です。
時刻は14時19分、順光状態で非常にはっきりと東京を眺められます。都心のビル群やスカイツリーはもちろんですが、手前の多摩地区が鮮明なのが印象的です。この日の天気図がこちらのリンクです。
日本気象協会 「過去の実況天気図 2015/02/20」より
西日本は高気圧に覆われていますが、関東地方はやや冬型が残る天気でした。
景信山に至る前に登頂した陣馬山では、黒い雲がかかってときおり雪が舞うような天気で、お世辞にも「良い天気」とは言えないようなものでした。それでも東京方面は日差しが出ていて、すばらしい遠望を提供してくれました。
気象庁アメダスの「八王子」の観測データによると、当日の14時時点で、気温は9.9度、北北東の風4.1mでした。北風がやや強く吹いており、チリが流されたものと思われます。
ふたつめは先日、2016年2月18日に、日の出山(902m)から撮影した景色です。
時刻は9時34分、日が昇ってしばらく経っていますが、この日はなんとか都心のビル群のシルエットが霞んでいることを確認できただけで、多摩地区の俯瞰は絶望的でした。この日の天気図がこちらのリンクです。
日本気象協会 「過去の実況天気図 2016/02/18」より
http://www.tenki.jp/past/2016/02/18/chart/
西日本から東日本の太平洋側にかけて、ひろく高気圧に覆われています。等圧線の間隔も広く、風の弱いことが見て取れます。この日は一日中晴れて「良い天気」だったのですが、いかにも水蒸気の多そうな白みがかった青空でした。
アメダスの「青梅」の観測データによると、当日の9時時点で、気温は3.2度、東南東の風1.3mでした。東~南東の弱い風が吹いている状態で、チリがあまり流されず、むしろ東京湾方面からの湿った風がゆっくり送り込まれていたことが予想されます。
ふたつのデータを比較しただけで結論を出すにはあまりに早急ですが、傾向としては、広く高気圧に覆われて風のない穏やかな日よりも、冬型の気圧配置によって西~北から吹く乾いた風がある程度吹いている日のほうが条件がよさそうです。これはあくまで冬季の話であって、夏や秋などは別の傾向を見ることができそうですが、今回はそれも宿題にしておきます。
長々と書いた割には内容が薄い気もしますが、この記事はここまでにします。
お疲れ様でした。
日本気象協会 「過去の実況天気図 2016/02/18」より
http://www.tenki.jp/past/2016/02/18/chart/
西日本から東日本の太平洋側にかけて、ひろく高気圧に覆われています。等圧線の間隔も広く、風の弱いことが見て取れます。この日は一日中晴れて「良い天気」だったのですが、いかにも水蒸気の多そうな白みがかった青空でした。
アメダスの「青梅」の観測データによると、当日の9時時点で、気温は3.2度、東南東の風1.3mでした。東~南東の弱い風が吹いている状態で、チリがあまり流されず、むしろ東京湾方面からの湿った風がゆっくり送り込まれていたことが予想されます。
ふたつのデータを比較しただけで結論を出すにはあまりに早急ですが、傾向としては、広く高気圧に覆われて風のない穏やかな日よりも、冬型の気圧配置によって西~北から吹く乾いた風がある程度吹いている日のほうが条件がよさそうです。これはあくまで冬季の話であって、夏や秋などは別の傾向を見ることができそうですが、今回はそれも宿題にしておきます。
長々と書いた割には内容が薄い気もしますが、この記事はここまでにします。
お疲れ様でした。
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